チェコの世界遺産の街 美しい教会でのんびりしたい「チェコ・オロモウツ」

チェコの世界遺産の街 美しい教会でのんびりしたい「チェコ・オロモウツ」

チェコの北東部、モラビア地方にオロモウツという名前の学園都市がある。名前だけ聞くと一部の年代の日本人には世界のナベアツのギャグか?と思えてしまうが、世界遺産に登録されたモニュメントもある、人口10万人が暮らすチェコで5番目に大きな都市だ。チェコの「バロックの真珠」と言われる美しい街としても知られている。

気候がよくなってきた4月のある日、プラハから2時間ちょっと電車に揺られて旅してきた。

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プラハからの旅はモラビアの大草原が見えるRailjetで。

プラハからオロモウツに行くには黄色が目印の電車Railjetが便利。プラハから2時間少々で到着できる。しかも料金はシートがゆったりしているRelaxクラスにアップグレードしても片道220コルナ(約1100円)。

道中は是非車窓に注目してほしい。非常に雄大なモラビアの大草原が広がっているのだ。

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最初は歩いて、帰りはトラムで。

オロモウツという街はチェコで5番目の都市といえども、非常にシンプル。ただ駅から世界遺産や教会など歴史的建造物がある中心までは歩いて40分ほどかかる。ただ非常に気持ちのいい一本道なので、行きは歩いていくことをお勧めする。(ただトラムにのっても14コルナ(約70円)なので、気楽に乗れる)

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世界遺産は、気づかず通り過ぎてしまうかも?

世界遺産に登録されている「聖三位一体柱」はオロモウツの中心部、Horni namesti(ホルニー広場)にある。私が見てきた世界遺産の中でも、最も存在感のない世界遺産。

ところで三位一体とはなんなのか?私はキリスト教徒ではないので詳しくはわからないのだが、キリスト教の根本の考え方で、「父なる神」「子なるイエス・キリスト」そして「その父と子から出る慈しみの愛として発せられる聖霊」の3つの神は1つの神であって、その1つの神が姿を変えて3つの姿となって表れているものなのだということ。(もし理解が間違っていたらすみません。)

今回訪問した聖三位一体柱が建造された歴史は以下の通り。

オロモウツの聖三位一体柱には波乱万丈の歴史が刻まれています。もともとこの建造物は、18世紀初頭にモラヴィア地方を席巻したペストが収束したことを記念して建てられました。当時、すでにこの都市にはペスト記念柱が違う場所に建っていましたが、住民は崇高さに欠けるとして満足していませんでした。新たに聖三位一体柱が完成すると、その独自性と芸術的価値はたちまちオロモウツの住民の知るところとなり、この聖三位一体柱はオロモウツ住民最大の誇りになったのです。

引用:Czech Tourism

またこのモニュメントの構成もついでに引用。

オロモウツの聖三位一体柱は、天国の階層の象徴に基いて設計されています。三層に分かれた各部分には、聖人像、使徒のレリーフ、そして美徳の寓意像が配置されています。その上に置かれているのが聖母マリア被昇天像で、最上部には三位一体像が堂々とした姿を見せています。

引用:Czech Tourism

最初こそ「ショボい・・・」と思ったけど、ベンチに座りながら眺めていると、なんだか愛おしい気持ちになったのはなぜだろう。ちなみにその広場にあるからくり時計、形は美しいが、正午12時以外の仕掛けはそれこそ”ショボい”ので注意。

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世界遺産をみたら、2つの教会を巡る。

世界遺産の見学を終えたら、オロモウツが誇る教会2つを巡る。

聖モジツ教会

路地裏に突然巨大な協会が見える。ゴシック様式で建てられたこの教会の中にあるパイプオルガンは中央ヨーロッパで1番大きいと言われるものなんだそうだ。訪れた土曜の昼はがらんとして涼しい空気が流れていた。しばらく礼拝用の椅子に腰かけて、目を閉じて無音の時を楽しませてもらった。

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聖ヴァーツラフ大聖堂

こちらもゴシック様式で建てられた教会で、チェコで2番目に高い塔を持つこの大聖堂は、街の至るところに顔を出す美しい存在感のある教会だ。

プラハ城にある聖ヴィート大聖堂に少し似ているが、さすが中欧で最も美しい教会の一つに数えられるだけあり、中の壁に彩られた彫刻の一つ一つが非常に美しい。

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お昼は学生街のホスポダ(ビールパブ)へ

Tripadvisorで調べたところオロモウツの中で3位になっていたレストランが「Svatovaclavsky Pivovar」だ。中に入るとちょっと上品で落ち着いたレストラン。ここでは自家製の地ビールが飲める。そしてランチ(おつまみ?)に頼んだのはオロモウツの名産のチーズとハムが乗ったトースト。これが意外にバカにできないおいしさ。ビールとトーストで95コルナ(約500円)。

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全く期待していなかっただけに、街の美しさに惚れた3時間滞在の小旅行だった。

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