田崎真也も認めたチェコワイン・Sonberk(ソンベルク)のワイナリーを訪ねる

田崎真也も認めたチェコワイン・Sonberk(ソンベルク)のワイナリーを訪ねる

チェコといえばビール、ビールが水よりも安いと言われるチェコは年間のビール消費量が世界一である。しかしそんなビール大国チェコにもワインはある。それがチェコ南部で生産される「モラヴィアワイン」だ。生産量こそ多くないため世界での知名度は低いが、世界の有名なワインコンテストでも賞をとる様なワイナリーが点在している。

6月のある日、私はそのモラヴィアワインでも今知名度を上げてきている「Sonberk」のワイナリーを訪問した。

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約4時間の長い道のり

Sonberkはワインの産地としても有名なミクロフ近郊の小さな村「Popice」にある。プラハからは電車とバスを乗り継いで約3時間30分の道のりだ。まず朝7時30分プラハからStudent Agencyというバスを使ってチェコ第2の都市・ブルノまで約3時間。そしてブルノ中央駅から電車でBreclav行きに乗って約40分。このローカル電車からの車窓は「モラヴィアの大草原」そのものだった。

そして到着したのはPopiceという無人駅。

ここからはさらに40分間歩く。恐らく歩いてくる人などいないのだろう。到着後Sonberkのマネージャーさんに「歩いてきたの?」と驚かれた。本来は車や自転車で来るのが普通のようだ。しかし私は歩いて正解だったと思っている。森を中を抜ける気持ちいい散歩道は普段プラハの人混みにうんざりしている私にはとても新鮮だったからだ。

 

Sonberk到着、絶景、しかし・・・

Sonberkの入り口の門に到着したときには既にお昼12時を過ぎていた。

門からワイン畑で囲まれている数百メートルの直線道をワイナリーの建物に向かって歩き振り返った時、今まで見たこともないような絶景を見ることができる。

なんとこの日はウェディングパーティーで貸切だったのだ。本来であれば帰らざるをえないのだが、今回私はSonberkのために数時間もかけてやってきたことを説明すると、ウェディングパーティーの間だけということで少し中を見せてくれた。そして1杯だけワインを飲むことができた。Sonberkのワイナリーの建物は「ワイン畑の真ん中」というコンセプトで、どちらを向いてもワイン畑が目に入るようになっている。そして前面は開放的なガラス窓、そしてそこから望む「Palava(パーラヴァの丘)」は絶景そのもの。その名はこの地でとれるワインの品種にもなっている。パーラヴァの丘付近のミネラル豊富な土がワインの生産に向いているのだそうだ。

 

穴場のワイナリーを発見・Gotberg(ゴットベルグ)

せっかくなのでもう一軒、Gotbergというワイナリーも訪問することにした。Sonberkから歩いて30分弱、丘の上にそびえるワイナリーだ。

ここでは絶景のテラス席で1杯20コルナ(100円)で試飲ができる。次の電車まで2時間ほどあったので「Ryzlink Rynsky(リースリング)」や「Palava(パーラヴァ)」など5杯ほど試飲した。

Sonberkほど知名度は高くない、しかしSonberkに負けないおいしいワインを堪能した。中でも気に入ったのが実はチェコでは珍しい赤ワイン「Merlot 2015」だ。チェコで私は美味しい赤ワインに一度も出会った事がなかったが、これはフランスやイタリアに負けない味だった。思わずボトルを購入、265コルナ(約1300円)。

11時50分頃にPopice駅に到着してから約4時間ほど、16時過ぎのBrno行きの電車にのって絶景とワインの日帰り旅は幕を閉じた。

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