「まあ、いいか。」チェコ現地採用の給与と得た自由

「まあ、いいか。」チェコ現地採用の給与と得た自由

前に「世界の年収400マン」という番組でチェコが取り上げられていた。「チェコで400万円稼ぐ人は、かなり余裕のある生活を送っている」という内容だった。確かに年収400万円(つまりチェコ現地通貨・月収で約60000コルナをもらっている人※)はチェコでは役職者などエリートがもらえる金額。私はチェコに転職して思う、「年収400万円」はかなり高いハードルであるということを。

今回はチェコで働くこと「給与」について取り上げる。
(※12ヵ月+ボーナス1か月の13ヵ月として月割り計算・支給総額(グロス))

スポンサーリンク

チェコの平均給与(グロス・支給総額)

2017年のチェコの平均月額給与は29504コルナ(約15万円)だ。実は前年2016年の同じデータでは27589コルナだったので、5%ほど上昇している。実はチェコでは人手不足に陥っており、最低賃金の相次ぐ引き上げ(ここ2年で9900コルナから12200コルナへ引き上げ)が行われ、企業も軒並み給与アップを実施している。

プラハの平均給与(グロス・支給総額)

プラハの平均給与は2016年データだが38213コルナ(約19万円)、その前年2015年の同じデータでは33714コルナだったので、13%も上昇したことになる。ちなみに他のチェコ国内地域の2016年平均給与は約25000コルナ前後なので、プラハとは約1.5倍の開きがある。

手取りの給与(ネット)

これはもらっている給与や扶養家族などにもよるが(いわゆる累進課税)、私の場合は契約書を結んだグロス給与から30%弱持ってかれている。詳しい金額はもちろん言えないが、私が日本で大学を卒業して新卒で最初に銀行に振り込まれた給料よりも低いということだけ言っておこう。つまりプラハの平均給与と比較すると・・・。(実はこちらに来た当初、日本人ということで現地人よりも給与をいただいていると言われていた。しかし前述の平均給与と比較すると「あれ?」となっている最近の私である。)

スポンサーリンク

増えない給料、でも自由がある。

私のいる業界が厳しいのだろうか、前述の通りチェコ国内で賃金が上がっている中、我々現地採用社員の給与が増える見込みはない。30歳のときに日本でもらっていた給料の30~40%減、あれから7年後まさか24歳のときの給料以下になるとは思ってもみなかった。

しかし私は転職は考えていない。なぜならここには自由があるから。残業はほぼ0、ただ長いだけの会議もなく、付き合いで参加を強制される飲み会や接待もなく、土日に仕事の電話で悩まされることもない。日本で一時期、会社の最寄り駅のベンチでうずくまってしまったことがあったが、こちらに来てからはそんなことは1度もない。駐在員時代からずっとある着信音を聞くと心臓が痛くなる現象があったが、それも消えた。

最低限の給料をもらい、自由がある。この現状により「まあ、いいか」と思う今日この頃である。

チェコ生活カテゴリの最新記事