チェコ・プラハの生活費を公開(ある海外に移住した現地社員の例)

チェコ・プラハの生活費を公開(ある海外に移住した現地社員の例)

前のブログでチェコの平均給与を紹介した。(「まあ、いいか。」チェコ現地採用の給与と得た自由)日本の給料に比べればかなり低い。しかし日本テレビ系の「幸せボンビーガール」では、アジアの安い給料でも毎月貯金ができるくらい激安の生活費が紹介されている。チェコもそんなアジアと同様に日本よりも安く生活ができるため、ある程度の貯金ができる。今回はチェコ・プラハで生活するのにどのくらいお金がかかるのかを紹介したい。

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手取りの給料はどのくらいになるのか。

チェコでフルタイムの正社員として現地採用されるともらえる給料は職種によるが、30000コルナ(約15万円)から40000コルナ(20万円)が一般的だと思われる。しかしこれはグロス、つまり税引前の給料だ。前のブログでも述べた通りここから社会保険や所得税などで20%から30%ほど引かれる。今回のシミュレーションではグロスで35000コルナ(17万5000円)とし、手取りの給料を25000(12万5000円)コルナと仮定して話を進める。

出費の内訳は?

以下かなり細かく見ていくが、基本「私個人の場合」ということで参照いただきたい。

家賃と光熱費について

プラハのワンルームの相場は約10000コルナ(5万円)である。そしてこれにプラスしてかかるのが電気・水道代など相場は1500コルナ(7500円)くらいだろう。一般的に大家が光熱費関連の契約は行い、家賃にプラスして請求されることが多い。もし請求分よりも実際の使用が少なければ返却、多く使えば追加請求されるのが一般的。

2019年5月の家賃特集記事はこちら→チェコ・プラハの家賃、また上がるってよ。

チェコは内陸国で資源に乏しく、特に水道代は高い。日本人は風呂に入りたがるが、毎日入っていたら間違いなく追加請求が来るだろう。私は基本シャワーで週1回だけバスタブに湯を貯めて入浴している。

通信費(携帯代とインターネット代)

まず携帯電話について、もし基本プラン(チェコ国内使い放題でデータは1.5GBまで、データの使用はEU圏内ならばローミング代なし)を契約するならば、各社700コルナ(3500円)前後である。携帯電話を契約するのも自分、それが現地採用

2019年7月の携帯電話料金に関する記事はこちら→チェコの携帯電話(スマホ)、Vodafoneに新データプラン登場!

そしてインターネット、UPCという会社が最大手だが月々使い放題のプランで約500コルナだ。引っ越してきた数年前はよく接続が切れることもあったが、現在は動画も快適に見れている。

食費(ランチ代など)

私はほとんど外食せず自炊している。そんな私のケースだが、月の食費は平均で3000コルナ(15000円)くらいだ。正直チェコならもう少し安いかなと思っていたが、スーパーマーケットの食材は意外にする。

もし節約をしたいという場合は、野菜中心の生活をすることをお勧めする。特にじゃがいもやタマネギなどは安い。じゃがいもは2㎏で20コルナ(100円)なんて表示も見かけたことがある。一方で肉はまあまあする。例えば豚のひき肉は600gで60コルナ(300円)くらいだ。また最近は玉子やバターが値上がりしている。玉子は10個入りで安いところで30コルナ(約150円)くらいだ。

ランチについては、外食すれば日本よりも高い。マクドナルドでセットを頼めば129コルナ(約600円)、イタリアンでランチをしても同じくらいする。なので節約したければ弁当を作るか、スーパーでパンを買うという方法もある。(パンはかなり安く、総菜パンは10コルナ(50円)くらいからある。プレーンパンならば3コルナ(15円)なんてものも)

交際費(飲み代)

これはヨーロッパあるあるなのだが、日本のように飲み会ではほとんど食事をしない。ひたすらビールを飲むことが多いと思う。そしてチェコはビールが安い。街中のビアホールで500Mlが40コルナ(200円)くらいだ。

私はそこまで友達が多い方ではなく、飲みにいくのも月に3~4回くらいなのだが、1000コルナ(5000円)以内には収まっている。

医療費・歯科医療費

ヨーロッパは社会保険がしっかりしている。(その分給料からたっぷり引かれているのだが)私はほとんど病院にはお世話になっていないのだが、例えかかったとしても街の病院でほとんどお金を払っていない。そして処方された薬もほぼ激安。(私が前に花粉症の薬を処方されたときは20コルナ(100円)だった。)※基本的な治療に限る

ただ歯医者については話が別になる。もちろん保険でカバーできる歯医者もあるが、あまり質は良くないと聞く。(噂ではすぐ抜かれる)なので私は保険がきかない歯医者に行っている。私の一例だが、結構進行した5か所の虫歯を治した際は2か月(計5回)通院して合計10000コルナ(約5万円)かかった。

衣服・美容費(理髪)

まず服だが、これは意外に高い。そして質が良くない。なのでチェコで購入することはあまりおすすめしない。なるべくならば日本で買ってきた方がよい。

私の場合だが、半年に1回くらいプラハの郊外にあるアウトレットモールに行く。そして過去にはベルリンのユニクロに行った。2016年の家計簿を見ると、1年間で6000コルナ使っていた。(約3万円)

また美容院代だが、これも現地の理髪店でがんばるか、それとも日本人の美容師さんにお願いするかでだいぶ変わってくる。まず現地の理髪店だが激安のところは200コルナ(1000円)くらいからある。しかしうまく伝えられる自身がない私は3か月に1回、日本人の美容師さんに切ってもらっている。ここは800コルナ(約4000円)だ。

交通費(地下鉄・トラム代)

生活するとなると定期券となる。この定期券が激安である。プラハ都心部に限るが、域内の地下鉄・トラム・バスが乗り放題の年間パスが3650コルナ(約18000円)。ちなみに会社にもよるが、私の会社は交通費が出ないが、激安なので交渉する気もない。

家具(雑貨)・電化製品

まず家具と雑貨について、とりあえずここでは「チェコにもIKEAやFlying Tigerがある!」ということだけ言っておこう。そして電化製品だが、チェコで買うと衣服と一緒で高くて質の悪い、しかも型落ちが多いように感じる。なので私が家電を買うときはドイツまで行く。

ちなみに私は家具付きの物件を借り、そこには基本的な家電・家具・家財道具(皿や鍋まで)すべて備え付けられていた。なのでこれについては基本出費はほとんどない。

旅行代

私は旅行が趣味で月1回はチェコ国内か近隣諸国にバス・列車日帰り旅行をしている。一例ではあるがチェコ国内の主要都市にプラハからバスで行く場合、所要1時間くらいの近場ならば50コルナ(250円)前後、遠くても概ね往復200コルナ(1000円)~400コルナ(2000円)くらい。現地で食事とお酒を楽しんだとして200コルナ(1000円)~300(1500円)コルナ。平均で500コルナくらいで1日楽しめる。

結局いくら貯金できる?(支出総額)

かなり細かく述べてしまったが、結局いくらかかるのかまとめてみよう。

家賃と光熱費 12,000コルナ 6,0000円
携帯代 700コルナ 3,500円
インターネット代 500コルナ 2,500円
食費(ランチ代含む) 3,000コルナ 15,000円
交際費 1,000コルナ 5,000円
医療費 0コルナ 0円
医療・美容費(月平均) 800コルナ 4000円
交通費(定期月平均) 300コルナ 1,500円
旅行代 500コルナ 2,500円
雑費 1,000コルナ 5,000円
合計 19,800コルナ 100,000円

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月の手取り収入が25000コルナ(12万5000円)とすると、月々に25000円貯金ができることになる。もちろん遠出の旅行も楽しみたいので、日本に持って帰れる金額は限られてしまうが、上記は「あまり節約をしないで」ということで見ていただければ、削れるところがいっぱいあることに気づく。アジアの現地採用の人ほど貯金はできないが、日本の国民年金保険料を払うくらいは一般的に貯金できるだろう。

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